【MUSHUGENの知恵袋4】キッチンの生ごみ臭対策術
皆さんこんにちは。MUSHUGENオンラインショップ担当のむっぴーです。
前回のMUSHUGENの知恵袋コーナーではトイレ掃除で大事なポイントを紹介しました。そして、家庭のニオイで気になるポイントといえばもう一つ!キッチン周り!特に生ゴミのニオイではないでしょうか?MUSHUGENの知恵袋コーナー4回目は生ゴミ臭対策についてお話します。
帰宅するとなんだか嫌なニオイが。。。
出所を探るとキッチンの三角コーナーに残った生ゴミから!
という事は皆さんも経験あるのではないでしょうか?特に暑い夏の時期や湿気の多い雨の日なんかはニオイが発生しがちです。
この生ゴミのニオイの原因は何なのでしょうか?
それは生ゴミの腐敗によって硫化水素やアンモニアなどの悪臭物質が発生しているからなのです。これらの物質はごく僅かな濃度でも鼻で感じ、不快感を与えるのでなかなか取り除くのが難しい物質です。
取り除くことが難しいので、一番効果的な対策はそもそも発生させないことが大事なのです!!
では生ゴミが腐敗する原因って?
それは菌です。特に嫌気性微生物といわれる菌の働きが主になります。生ゴミに含まれるタンパク質を分解し、菌が増えていくことでニオイも増えていきます。
そんなニオイの原因となる菌が元気になって増える為に必要な要素はご存知ですか?それは「水・温度・時間」です。
人間も生きるのに水が必要な様に、菌も水分が必要不可欠です。生ゴミのタンパク質を分解したり、増えたりするには水が大事なのです。
そして、多くの菌が最も活発になる温度が35~40℃です。人の体温と同じぐらいですね。ですが、室温環境下でも菌は働く為、腐敗は進行します。しかも厄介なのは菌が働くと熱が発生することです。これによって、より菌が活動しやすい条件が揃っていってしまうのです。
つまり時間の経過に伴って、温度は上がり、適温に近づき、菌の数は増え続ける事になります。外出先から戻ってきた際に生ゴミのニオイが気になるのはこの為なのです。
原因が分かれば対策は立てやすい
まずは水分。生ゴミを捨てる前によく絞って水気を取る、新聞紙などに包んでしまう、といった対策は効果的です。どうしても三角コーナーは水回りにあるので難しいかもしれませんが、そもそも生ゴミを濡らさないのも良いです。
そして大事なのは生ゴミの保管場所。日当たりのよい場所など温度が高くなりがちな所での保管は避けましょう。生ゴミの日までまだ時間があって心配な方は冷蔵庫や冷凍庫で保管しておく方法もあります。食べ残しなどは抵抗あるかもしれませんが、野菜の皮や魚の頭などはついさっきまで食材として冷蔵庫に入っていたものです!
時間に関しては地域のごみ収集日が決まっているかと思われますのでなかなかコントロールが難しいかもしれませんが、なるべく早めに処分しましょう。ゴミの日は出し忘れ注意ですね!ちなみにむっぴーの実家がある福岡はゴミの収集が夜なので帰りが遅くなったり、寝落ちしてたりしたらアウトでした笑
それでもニオイが気になる時はお酢
お酢は家庭にあるものの中でも特に酸性が強い調味料です。その為、強い殺菌作用・消臭作用があり、生ゴミのニオイ対策に効果的です!3~4倍程度に薄めて生ゴミにふりかけてください。ニオイの原因となる菌を減らし、発生したニオイ物質も消してくれます。お酢をふりかけた後に新聞紙などでくるんでしまえばより効果的ですね!
それでもそれでもニオイが気になる時は専用の消臭剤
薬局などに売っている消臭剤。キッチン用や生ゴミ用として売られるものも増えており、これらを活用するのも十分効果的です。この時きちんと用途にあったものを選びましょう!生ゴミ臭対策に靴用消臭剤を買っても効果は薄いです。ニオイの原因物質も菌の種類も違いますので!生ゴミ用消臭剤の多くは菌の働きを抑えてニオイの発生を抑える除菌消臭剤です。(出たニオイを吸着するタイプもあります。)上で解説した通りニオイの原因は菌ですので非常に効果的です。しかし、消臭剤の効き目は長くても3~4日程度のものがほとんどです。効果が切れた消臭剤は含まれる水分が逆に菌の繁殖を助けてしまうのでかけ過ぎに注意です!用法用量を守って使いましょう。4日以上時間が経ってしまう場合は追加で消臭剤を使うのもアリですね。
当ショップでは販売していませんが、無臭元工業株式会社では家庭からでた生ゴミなどが集まる各地域のごみ処理場へ業務用消臭剤を提供しています。色々なゴミが混じったニオイですのでなかなか手強いのですが、おかげさまで長年ご愛顧いただいています。
当ショップではそんな手強い現場で培った技術を生かした製品を販売していますのでよろしくお願いいたします!
それでは今日はここまで~
MUSHUGENオンラインショップ むっぴー
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